トルク制御 FAQ
ST-Servo技術製品(共通)
ばね圧力制御はアナログなので、詳細な設定ができない・再現性も悪いのでモータを使用して電動化したい。
ばね圧力制御のデメリットとしては、
- 詳細な設定ができない(原点の設定するのが難しい等)
- 再現性が悪く、設備間でバラツキがでる
- メンテナンス性も多少悪い
が一般的に言われています。
デジタル制御であるモータ電動化によるメリットは、
- 定格トルク100%に対して、0.1刻みの設定ができる
- 詳細な設定が可能なので、再現性も高くなる
- モータの電流値でトルクを制御している精度高く制御できる
- パラメータで設定値を一括管理できる
上記の通りです。
ヒータの上下動を、エアー制御からモータ電動化した事例。
「押し当て(トルク制限)制御:位置モード」は、モーターに流す電流を制限することで、モーターの発生トルクを一定以下に制限する「リミット機能」のことです。設定位置に動作させる時に使用されます。その時、設定トルク以下に制限されるので、設定を超えてトルクがかかることはありません。