モーションコントロール.comの特徴
特徴1高分解能エンコーダの採用で高応答性を実現
分解能±1パルスで制御で位置決め精度が高い
高分解能・光学式エンコーダを採用し、エンコーダ分解能±1パルスで制御する為、位置偏差追従性が高い。
モータサイズ | エンコーダ分解能 | 角度分解能 |
---|---|---|
□25・□28 | 9,600ppr | 0.0375度 |
□42・□56 | 16,000ppr | 0.0225度 |
特徴2ステッピングモータでもトルク制御、押し当て制御(位置、速度)も可能
位置制御、速度制御、押し当て制御、トルク制御ができます。それぞれの制御モードへの切り替えも瞬時にできますのでお客様の装置に最適の制御ができます。
トルク制御
押し当て制御(位置)
押し当て制御(速度)
特徴3一般のステッピング制御と比べて極めて「低発熱」
クローズドループ・ステッピングシステム(ST-Servoシリーズ)では、負荷状態により最適に電流を制御しているためモータの発熱(低発熱)が非常に少ない
特徴4一般のステッピング制御と比べて極めて「省エネ」
弊社独自技術により、負荷に応じて電流を制御する為、消費電流が大幅に低い
<トルクモータ(ACモータ)とST-Servoとの消費電力の比較>
特徴5低速高トルクの特徴を活かし、ギアレスでトルク制御が可能(極めて静音)
ギアが無く機械的損失がない、モータ直結のダイレクト制御
メリットとしては、コストダウン、省スペース化、ギアのメンテが不要な分、メンテナンス性の向上、
ギアレスなので負荷変動をより感知できるなどがあります。
特徴6モータのエネルギー(トルク)をパラメータで細かく設定可能
モータのエネルギー(トルク)をパラメータで細かく設定可能です。例えば
- ・グリッパーに応用した場合は、品種によって微妙に掴みトルクなど設定ができる。
- ・ロールtoロールのリール軸制御において、巻取り量に変化に応じてトルク値を設定できる。
上記の様な用途で活用されてます。パラメータで、最大で32ステップが可能です。
・プログラム
プログラムは、最大で32ステップ(NTLは、64ステップ)設定することが可能です。
実行するステップNo.は、入力ポートのプログラム選択No.により選択することができます。
また、ステップの設定により1ステップのみの動作や、複数ステップの連続実行が可能です。
・モード種別
- 0:INC 相対位置決め動作
- 1:ABS 絶対位置決め動作
- 2:ORG 原点復帰動作
- 3:+TLS +方向トルクリミットサーチ動作
- 4:-TLS -方向トルクリミットサーチ動作
- 5:+SIG +方向信号検出動作
- 6:-SIG -方向信号検出動作
- 7:SET 現在座標セット
- 8:CLR 偏差カウンタクリア
- 9:OUTI 汎用出力-即時
- 10:OUTB 汎用出力-座標比較(大)
- 11:OUTS 汎用出力-座標比較(小)
特徴7運転中、瞬時に制御方式を切り替え可能
各制御モードを外部入力により瞬時に切り替える事が可能。
(位置決め、速度、押し当て(位置)、押し当て(速度)、トルク制御)